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5Gとは何?いつから始まって何ができるのかや対応スマホなどを解説

5G

ついに日本でも3月から一部エリアでサービスが開始されて何かと話題の多い「5G」

5Gが始まるとなんか凄いらしけどそもそも5Gってなんぞや?

と言葉の意味やどんなことができるようになるのかをよく知らない方は結構いらっしゃるなと某携帯会社の販売員をやっていると日々感じるのです。

今回はそんな方々のために「これだけ知っておけばなんとかなる!」という点をできるだけ簡単に解説していきたいと思います!

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Gとは?

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そもそも5Gというのは、「5th Generation」の略であり日本語では「第5世代移動通信システム」という意味です。

移動通信システムとは携帯電話などに使われているモバイル通信のことです。

とらちゃん
とらちゃん
現在は4Gが一般的に普及されていますね

今回は5世代目の移動通信システムであり、過去の移動通信システムを世代ごとに簡単にまとめるとこんな感じです↓

1G=国内初の移動通信システム。携帯電話で音声通話が可能になる。1980年代に普及された。

2G=携帯電話でメールやインターネットの利用が可能になる。1990年代に普及された。

3G=携帯電話を国内だけでなく海外での利用が可能になる。2000年代に普及された。

4G=通信速度、容量が飛躍的に向上してスマホの利用者が激増した。動画配信サービスやモバイルゲームの利用が可能になる。2010年代に普及された。

そして、現在の2020年代には5Gが普及されていく予定になっています。

こうしてまとめてみると移動通信システムは10年ごとに新しい世代へとグレードアップしきているため2030年代には新しくGが普及されるとも言われています。

Gでできること

5Gの普及によって「超高速通信」「超多数同時接続」「超低遅延」の3点が大きく変わります。

「超高速通信」

1つ目は通信速度の超高速化です。

4G回線の最大通信速度が約1Gbpsなのに対して5Gであれば最大通信速度は20倍の20Gbpsでの通信が可能になると言われています。

これにより例えば、今まで2時間の映画をダウンロードするのに数分かかったのが5Gだと数秒でダウンロードができてしまいます。

「超多数同時接続」

次に同時に接続できる台数が増えます。

4G回線では1平方kmの範囲で同時に接続できる台数が約10万台だったのに対して、5Gであれば10倍の100万台の同時接続が可能と言われています。

これにより、IOT技術の進歩、普及が飛躍的に向上する様になります。

IOT(物や家電がインターネットに接続される技術)

「超低遅延」

最後に通信で発生する遅れ(ラグ)がほぼ解消されます。

5Gは4G回線に比べ遅延速度は約10分の1で済むと言われています。

これによりどんなに離れていてもリアルタイムでの操作が可能になるため遠隔での手術などの医療での活躍が期待されています。

これら3つの技術が向上するためその他にも

自動車の自動運転

4k、8k映像のライブ配信

VR機器を用いて様々な視点でのスポーツ観戦やライブなどのリアルタイム配信

遠隔操作が可能になることからのリモートワークの一般化

などが実現できるようになっていきます。

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Gはいつから?対応エリアは?

エリア

5Gサービスを展開していく通信会社は

ドコモauソフトバンク楽天の4社です。

そのうちドコモ、au、ソフトバンクの3社は3月末に一部対応エリアでサービスを開始しました。(楽天は6月頃にサービス開始予定)

対応エリア

対応エリアは順次拡大予定であり、現時点では

都心部(新宿、渋谷、池袋などのごく一部)

各都都道府県の主要駅

一部のスタジアムなどの施設

などが、現時点での対応エリアと各社は発表しています。

各社は5Gの対応エリアを2024年までに全国的に広めていく目標を掲げており、それらと設備投資額まとめると↓のようになります。

 2024年までの展開目標   設備投資額
  ドコモ      約97%   約7950億円
   au      約93%   約4667億円
 ソフトバンク      約64%   約2061億円
  楽天      約56%   約1946億円

とらちゃん
とらちゃん
あくまでも目標になるためコロナの影響などで遅れる可能性は十分あり得ます

まだまだ、エリアは狭いためしばらくは4G回線が主流なのは変わらないことが予想されます。

G対応スマホはどれ?

スマホ

5Gの問い合わせで多いのが対応スマホのことについてです。

勘違いしている方が多いのですが5Gはエリアが広がって対応エリアに行けば勝手に4G回線から切り替わるわけではなく、

5Gに対応したスマホへの切り替えと専用プランへの加入が必要になります。

各社対応スマホ

ドコモ

Galaxy S20 5G SC-51A

Galaxy S20+ 5G SC-52A

AQUOS R5G SH-51A

Xperia 1 II SO-51A

LG V60 ThinQ 5G L-51A

arrows 5G F-51A

au

Xperia 1 ⅡSOG01

Galaxy S20 5G SCG01

Galaxy S20+ 5G SCG02

AQUOS R5G SHG01

OPPO Find X2 Pro OPG01

Mi 10 Lite 5G XIG01

ZTE a1 ZTG01

ソフトバンク

AQUOS R5G

ZTE Axon 10 Pro 5G

LG V60 ThinQ 5G

OPPO Reno3 5G

2020年5月現在では各社↑の対応スマホが発表されています。(楽天はまだサービス提供前のためまだ不明)

iPhoneは次に発売予定の「iPhone12(仮称)」から5Gに対応されると噂されています。

各社の5Gの料金は今のところ現行の料金プランに+1000円で利用できますが、

Gの普及が進んで料金プランが変動する可能性は大きいです。

まとめ

以上が「5G」についての簡単な解説になります。

5Gが普及することにより世の中は劇的に変わると言われていて様々なビジネス利用やサービスの展開が予定されています。

今回は簡単な解説でしたが、5Gのことについて調べてみると、面白そうな利用方法やサービスが多く出てくるので、興味のある方はこれを機に5Gについて詳しく調べてみてはいかがでしょうか?

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